四季折々の花を行き届いた管理でキレイに見せてくれる「広島市植物公園」今回は、梅雨入りも間近の6月中旬に「花しょうぶ」と「あじさい」を見に行ってきましたのでその様子をご紹介したいと思います。
広島市植物公園の概要はこちらで記事にしていますのでご参照いただければと思います。
花しょうぶ園は植物公園の一番奥に位置します
植物公園入口から奥のほうに位置する「レストラン」のそばに「うらら池」という大きな池があります。
しょうぶ園は池のほとりをさらに歩いて行った先になります。
約800㎡ある花しょうぶ園では、100種類600株の花しょうぶを楽しむことができます。
花しょうぶ園全景です。
見た感じはそこまで大きなしょうぶ園ではありませんが、植えられている花の密度がとても高いです。
どの花も傷んだり、枯れていたりすることなく、職員の方が丁寧に管理をされていました。それものそのはずで、このしょうぶ園には超貴重な「菖翁花」という品種があるのです。(これは後述します)
遠くから見るとこんな感じ
近くから見てもキレイ
植物公園の花しょうぶ園の見ごろは?
品種により早咲きと遅咲きがありますが、見ごろは例年6月上旬から下旬となります。
開花のピーク時には「ハナショウブ&アジサイまつり」が開催されます。
ハナショウブ&アジサイまつり | 2020年5月30日(土)~6月21日(日)の土日 |
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開催時間 | 午前9時~午後4時半 (入園は午後4時まで) |
お茶会 | 2020年度お茶会の実施はなし |
超貴重な品種群-菖翁花
菖翁花とは、江戸後期の松平定朝氏によって品種改良された花しょうぶで、日本全体で十数品種しか保存されていないという超貴重なもの。
植物公園ではそのうちなんと18品種も保有されています。しょうぶ園向かって奥側に植栽されていますので、ぜひご覧になってみてください。
品種などの解説は植物公園のリーフレットに詳しいです。
次のリンクはPDFのリーフレットになります。
あじさいももう少しでピーク
花しょうぶ園のそばには、あじさいもたくさん植栽されています。
こちらは、日本庭園入口のヒメアジサイ、これぞあじさいといわんばかりの定番種。
赤い色のアジサイや
白のアジサイ
花びらのフチがピンク色の珍しいアジサイもありました。
茶室(和心庵)とアジサイ
二つ目の花しょうぶ園
うらら池のほとりには2014年から新しい花しょうぶ園もオープンしています。
こちらは約400㎡の花しょうぶ園となりますが、水のせせらぎとともに初夏の訪れを堪能することができます。
以上、広島市植物公園の「花しょうぶ」「あじさい」のご紹介でした。
当サイトでは植物公園以外にも花しょうぶの楽しめる場所をご紹介していますので、ぜひご覧ください。
同時期に楽しめるあじさいの名所はこちらです。